瘻孔の症例写真です。 

お子さんのお尻のちょっと上に見られた瘻孔の典型的な写真です。
この場所に見られる瘻孔は、神経や腎臓や膀胱や腸とトンネルで繋がっていることがありますので、MRIなどの検査が必要です。
瘻孔に細菌が入りますと、瘻孔から、膿みが出てきますので、抗生剤の内服が必要になります。

肛門周囲膿瘍の症例写真です。 

黄色くみえるのは肛門周囲膿瘍から膿が出ています。
このような時には抗生物質を飲んで治す必要があります。

肛門周囲膿瘍の症例写真です。 

赤ちゃんのおしりにできるコブのようなかたまりで多くは赤く腫れています。
のみ薬が比較的効果がありますので、早めの治療をおすすめします。
膿みがでている時はさらに抗生剤の内服薬も必要です。
ほとんどが男の子の赤ちゃんで０才児にもっとも多くみられます。

肛門の周囲に円形の腫瘤がみられることがあります。
これを肛門周囲膿瘍といって、痛みがでることがあります。
十全大補湯という漢方薬が効果的です。
男の子に多くみられる病気ですが、再発が多いと手術が必要なこともありますので、早めにお薬で治しましょう。

写真は結節性痒疹（お尻）の症例です。

お子さんのお尻に見られた典型的な結節性痒疹の発疹です。
大小不同の円形の赤い発疹が見られています。

この写真は蜂窩織炎症の症例です。

お子さんの背中の下のお尻に見られた蜂か織炎です。
楕円形の赤い発疹は、触ると熱く感じます。
発疹の周囲に白い境界線が見えます。
発疹の中央に見える黄色の部分は、初めに出来たとびひです。
とびひから拡がった蜂か織炎です。