この写真はとびひの症例です。

お子さんの頬に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くただれたように見られています。
重症のとびひです。

この写真はじんま疹の症例写真です。

お子さんに見られた典型的な蕁麻疹の発疹です。

蚊に刺されたように赤く盛り上がっているのが特徴です。

原因がわからないものがほとんどです。

この写真はじんま疹の症例写真です。

お子さんの首のあたりに見られた典型的な蕁麻疹の発疹です。
赤い大小不同の盛り上がった辺縁が不正の発疹です。
お子さんの蕁麻疹が首のあたりに見られるのは、とても珍しいケースです。

この写真は顔面癤の症例写真です。

お子さんの鼻に見られた典型的な癤の発疹です。

癤というのは、皮膚の局所に細菌感染が起こり、盛り上がった状態のもので、赤くなっているのが特徴です。

この写真は脂肪腫の症例です。

お子さんの目の周囲に見られた脂肪腫の発疹です。
特に何も治療は必要ありません。

日焼け

3歳の男の子です。
海水浴に行って日焼けをし、５日目の写真です。
写真のように皮膚が真っ赤に腫れていて触ると熱感を感じます。
これは日焼けにより起こった火傷です。
近医の皮膚科でステロイドの塗り薬を処方されていましたが、このような重症な状態になってしまうと、火傷の治療と皮膚の赤みを冷ます飲むお薬が必要です。
このような時には重症の火傷の塗り薬に加えて、皮膚を冷やす百虎加人参湯という飲む漢方薬がかなり効果があります。
皮膚止めは大切ですね。

日焼け(腕）

運動会でできた日焼けです。
現代っ子は、お肌がデリケートで日焼けしやすくなっています。
日焼け止めを塗ってから、お出かけしましょう。
ちなみに日焼け止めは、一回塗りますと3時間程度しか効果がありません。
時間がたったら塗り直しましょう。

日焼け（背中）

お子さんの背中に見られた日焼けの写真です。
赤くなっているのが、日焼けの部分で、白く見える線状の部分が、日焼けをしていない皮膚です。

この写真は麦粒腫　（ものもらい）の症例です。

お子さんの目のところに見られた麦粒腫で、ものもらいとも言われます。
抗生剤の点眼薬で、治ります。

この写真はアトピー性皮膚炎（腕）の症例です。

お子さんの腕に見られた典型的な脱色素班です。

これは、白く色が抜けた部位のアトピー性皮膚炎が重症だったことを示しています。

アトピー性皮膚炎の発疹が重症の部位は、ステロイド外用で改善した後にその部位がこのような脱色素班を形成してくるのです。

保湿剤の外用で改善します。