火傷の症例写真です。

アイロンで火傷したお子さんの手の状態です。
真っ赤になっているのが火傷した皮膚ですが、中央の部分は白く変色しています。これは、火傷が最もひどくなった皮膚が白くなっているのです。

火傷の症例写真です。

お子さんで見られた湯たんぽによる低温火傷です。
中心部がへこんでいます。
その周囲がドーナッツ様に隆起しています。
潰瘍のようになっています。

火傷の症例写真です。

スープをかぶって起きた火傷です。
表皮が剥がれて、真皮が赤く見えています。

火傷の症例写真です。 

コーヒーをこぼしてお子さんの腕に出来たやけどです。
表皮が部分的になくなり、その部分の皮膚は真皮が露出しているので、モコモコして見えています。
これも重症のやけどです。

火傷の症例写真です。 

熱湯でやけどをした1歳のお子さんの手の状態です。
やけどがかなり重症なので、表皮が剥がれてしまい、真皮が露出してモコモコした表面が見られています。
ゲーべンクリームを厚く塗り皮膚を間守ってあげないといけません。

漏斗胸の症例写真です。 

赤ちゃんの胸を寝た状態で横から見ている写真です。
胸の中央が陥没して凹んでいます。
これは、漏斗胸と言って肋骨が内側に向いているものですが、日時生活には全く支障はありません。

陥没呼吸の症例写真です。

喘息のお子さんに見られたお腹の陥没呼吸です。
通常の陥没呼吸は、お子さんの胸に見られますが、このお子さんは、お腹にも陥没呼吸が見られました。
お腹の陥没呼吸は、珍しいと考えられます。
陥没呼吸により、お腹にシワができるのです。

瘻孔の症例写真です。 

お子さんのお尻のちょっと上に見られた瘻孔の典型的な写真です。
この場所に見られる瘻孔は、神経や腎臓や膀胱や腸とトンネルで繋がっていることがありますので、MRIなどの検査が必要です。
瘻孔に細菌が入りますと、瘻孔から、膿みが出てきますので、抗生剤の内服が必要になります。

陰嚢水腫の症例写真です。 

左の陰嚢に水が溜まり、右の陰嚢に比べて左の陰嚢が腫れています。
陰嚢水腫というものですが、ほとんどは1才までになくなります。
このお子さんは3才ですので自然には治りません。
手術が必要になります。

肛門周囲膿瘍の症例写真です。 

黄色くみえるのは肛門周囲膿瘍から膿が出ています。
このような時には抗生物質を飲んで治す必要があります。