赤い舌

インフルエンザの赤い舌

写真

インフルエンザの赤い舌

 

お子さんのインフルエンザで見られた赤い舌です。
舌の先端周囲が赤く見られ、舌の中央は白くなっているのが特徴です。

赤い舌

写真

赤い舌

 

発熱のお子さんに見られた赤い舌です。
溶連菌感染症に見られる苺状舌にとてもよく似ていますが、このお子さんは、溶連菌感染症ではありませんでした。
舌の外側と先端部分を中心に赤みが強く見られるのは、高熱のときに見られる舌の変化です。

インフルエンザの舌③

写真

インフルエンザの舌

 

大人のインフルエンザに見られた赤い舌です。
舌の辺縁が赤く濃く見えていますが、それ以外のところは白いところにところどころ赤いつぶつぶの発疹が見られています。
インフルエンザに見られる典型的な赤い舌です。
急激な発熱により、体の中に熱がこもった状態を示しています。

インフルエンザの舌④

写真

インフルエンザの舌

 

お子さんのインフルエンザに見られた赤い舌です。
舌の辺縁が少し赤くなって見えています。
それ以外のところは、少し白く見えてところどころに赤いつぶつぶの発疹が見られています。
急激に発熱が起こりますとこのような赤みのある舌となります。

インフルエンザの舌

写真

インフルエンザの舌

 

インフルエンザのお子さんでは、熱が高いので、体の中に熱がこもった状態になりますので、舌にこのような赤みの変化が見られます。
舌の辺縁に特に赤みの強いところが見えますが、それ以外の舌は赤みが弱く見えて、少し白いところも混ざって見えています。
熱証を示している舌の状態で、脈を触れますと、強く触れる浮脈となっています。

インフルエンザの舌②

写真

インフルエンザの舌

 

お子さんのインフルエンザに見られた舌です。
舌の先のほうが濃く赤みが見られていて、それ以外の舌のところは少し白いところに赤みのあるつぶつぶが見えています。
発熱が急激におきますと、体の中に熱がこもった状態になり、熱証の状態で、このような舌が見られます。

漢方でみる「舌」

写真

漢方でみる「舌」

 

これは小学校高学年の女の子の「舌」の写真です。
「舌」の周囲に凹凸(おうとつ)のようなギザギザした「歯痕」が辺縁部にみられます。
このような「舌」のお子さんは次のことを示しています。
①お子さんが元気のない状態です。
 例えば疲れやすとか言葉に力がない、脈が弱いなどがあります。
②体の中の体液(血液以外)の偏在を表しています。
 むくんでいる時はその部分に体の体液が溜まったり、腸に偏在すると下痢になります。

舌の先

写真

舌の先

 

舌の先の部分だけが赤くなっているのが見られます。
このように舌の先が赤いのは、お子さんの神経が緊張して興奮している事が多く、血圧が上がったり、脈が速くなったり、顔が赤くなったりするのが見られます。
漢方薬のお薬で、体を冷ますと、症状が改善します。

grass

grass