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火傷(手首)
お子さんの手首に見られた典型的な火傷の写真です。
ラップ療法をしていましたので、火傷の部分が短期間に改善しています。
ラップ療法は、火傷の部分に薬を厚く塗った上にラップをかぶせて、その上から、ガーゼで覆う治療方法です。

火傷(胸)B
お子さんの胸に見られた典型的な火傷の写真です。
火傷の治療をしてしばらく経過していますので、以前に見られていた真皮は見えなくなり、表皮のみとなりました。
ピンク色になり改善しています。

先天性股関節脱臼(左足)A
赤ちゃんに見られた典型的な股関節脱臼の写真です。
赤ちゃんの両足を真っ直ぐ伸ばした時に、通常は両足の長さが同じですが、先天性股関節脱臼がありますと、脱臼している足のほうが長さが短くなります。
この写真では、左側の足の長さが短いので、左側の先天性股関節脱臼があることになります。


陰嚢水腫E
右側の陰嚢水腫ですが、漢方薬治療開始後の状態ですので、陰嚢水腫がかなり小さくなりました。
陰嚢水腫は、漢方薬治療で小さくしてから、手術をすると良いでしょう。

火傷(胸)A
お子さんの胸に見られた典型的火傷の写真です。
表皮がまだ剥がれていて、モコモコ赤く見えるのが、真皮です。
白く見えるのは、火傷の塗り薬です。

火傷(胸)
お子さんの胸に見られた典型的な火傷の発疹です。
かなり深い火傷のため、表皮が剥がれおちて、格子状の模様の真皮が真っ赤に見られています。

陰嚢水腫D
お子さんの陰嚢水腫です。
右側の陰嚢に水が溜まり、陰嚢が大きく腫れていて、その影響で、おちんちんが左側にシフトしています。
かなり巨大な陰嚢水腫で、年齢も3歳を過ぎていますので、手術が必要になります。
手術前に漢方薬で陰嚢水腫を小さくしておくと良いでしょう。

臍ヘルニアM
赤ちゃんのお腹のお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍のところが丸く飛び出して隆起しているのがわかります。

臍ヘルニアL
赤ちゃんのお腹のお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍が丸く飛び出して隆起しているのがわかります。

粘液嚢腫(唇の裏側)D
お子さんの口の裏側に見られた典型的な粘液嚢腫です。
真珠のように円い形で、触ると柔らかく感じます。



臍ヘルニアK
赤ちゃんのお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍が多く飛び出して見えます。


臍ヘルニアJ
赤ちゃんのお臍に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
お臍が丸く盛り盛り上がった状態が見られています。


臍ヘルニアI
お子さんのお腹に見られた典型的な臍ヘルニアの写真です。
少し月齢の大きな赤ちゃんの臍ヘルニアですので、ヘルニアの突出が弱めになっています。


臍ヘルニアH
お子さんのお臍に見られた臍ヘルニアの写真です。
通常の臍ヘルニアは、1歳までに見られなくなりますが、このお子さんは臍ヘルニアが自然治癒しなかった例です。
漢方薬が効くことがあります。


瘻孔(お尻)A
お子さんのお尻のちょっと上に見られた瘻孔の典型的な写真です。
この場所に見られる瘻孔は、神経や腎臓や膀胱や腸とトンネルで繋がっていることがありますので、MRIなどの検査が必要です。
瘻孔に細菌が入りますと、瘻孔から、膿みが出てきますので、抗生剤の内服が必要になります。




瘻孔(お尻)@
お子さんのお尻のちょっと上に見られた瘻孔の典型的な写真です。
穴のように見えるのが、瘻孔の入り口です。




リンパ管腫(頸部)
お子さんの左頚部に見られたリンバ管腫の腫れの写真です。
このお子さんの場合は、リンバ管腫が口の中の左側にも見られていて、このために、舌が右側に変位しています。



リンパ管腫(口の中)
お子さんの口の中に見られたリンバ管腫の腫瘤です。
左口底から、突出していますので、リンバ管腫により、舌が右側に変位しています。


瘻孔(耳)
お子さんの耳に見られた瘻孔の穴です。
耳の周囲に見られることが多いです。
瘻孔は、トンネルのようなもので、ここに細菌が入りますと、瘻孔の穴から、膿みが出てきます。

臍ヘルニアG
赤ちゃんのお臍に見られた臍ヘルニアです。
ガーゼなどで圧迫固定しますと、速く治ります。
男の子に多く見られます。

粘液嚢腫(唇の裏側)B
お子さんの下唇の裏側に見られた粘液嚢腫の典型的な写真です。
不思議と、小さなお子さんに見られて、年齢の大きなお子さんでは、見られる事はほとんどありません。

粘液嚢腫(唇の裏側)C
お子さんの下唇の裏側の口腔粘膜に見られた粘液嚢腫です。
ほとんどが良性のものですが、口腔外科で手術して、組織検査が必要です。


臍ヘルニアE
赤ちゃんのお腹に見られた臍ヘルニアです。
かなり大きなものです。
ガーゼで圧迫して固定しておきますと早く治ります。
漢方薬の内服を併用するとさらに良いでしょう。


先天性股関節脱臼(左足)
6か月の赤ちゃんの両足を伸ばした状態です。
左足のほうが、右足より、短く見えています。
正常の赤ちゃんの足は、このように伸ばした時は、左右対称で、同じ長さになりますが、このようにどちらかの足の長さが短いのは、先天性股関節脱臼がある事を意味しています。
短く見えているほうの足に股関節脱臼があるのです。
整形外科を受診しましょう。

臍ヘルニア
赤ちゃんのお臍に見られた臍ヘルニアです。
お臍が丸く飛びだしています。
泣きますと、より一層飛びだします。
飛びだしたお臍をガーゼで押し込み、テープで固定しますと、治っていきます。

陰嚢水腫(左)@

左の陰嚢に水が溜まり、右の陰嚢に比べて左の陰嚢が腫れています。
陰嚢水腫というものですが、ほとんどは1才までになくなります。
このお子さんは3才ですので自然には治りません。
手術が必要になります。

陰嚢水腫(左)A

肛門周囲膿瘍@(こうもんしゅういのうよう)

赤ちゃんのおしりにできるコブのようなかたまりで多くは赤く腫れています。
のみ薬が比較的効果がありますので、早めの治療をおすすめします。
膿みがでている時はさらに抗生剤の内服薬も必要です。
ほとんどが男の子の赤ちゃんで0才児にもっとも多くみられます。


肛門の周囲に円形の腫瘤がみられることがあります。
これを肛門周囲膿瘍といって、痛みがでることがあります。
十全大補湯という漢方薬が効果的です。
男の子に多くみられる病気ですが、再発が多いと手術が必要なこともありますので、早めにお薬で治しましょう。

肛門周囲膿瘍A(こうもんしゅういのうよう)

黄色くみえるのは肛門周囲膿瘍から膿が出ています。
このような時には抗生物質を飲んで治す必要があります。

火傷(手のひら)(治癒後)

お子さんの手のひらに白く見られた火傷が、治療後に改善して、白い部分が薄くなり、皮膚が新しく出来ている状態です。

火傷(手のひら)(治癒前)

ストーブにさわって火傷をしたお子さんの手のひらです。
重症の火傷ですので、白く変化しています。
ゲーベンクリームの塗り薬を厚く塗り、その上をサランラップで覆う事が必要です。

臍ヘルニア

3歳の男の子のお臍ですが、円形に跳びだしています。
これは臍ヘルニアと言いまして、本来は1歳までに治っているものですが、この男の子は治っていません。
美容的に手術が必要になるかもしれません。

膿瘍(下唇)

お子さんの下唇に白い塊が見られています。
これは「膿瘍」と言いまして、傷口から細菌が入り込んで、細菌の塊を形成したものです。
多くは小さな傷口から、始まって細菌が増えたものです。
ちなみにウイルスが入り込んだ場合は、口内炎になります。
かなり重症でお子さんはかなり痛みを訴えていました。

血管腫(背中)

アザだったところに、血管がたくさん増えてきましたとの事で、来院されたお子さんの右の背中の皮膚です。
大きさは、卵大と大きなもので盛り上がっていすが、触りますと比較的柔らかい状態で、表明に細い血管が縦横無尽に、見られています。
一番可能性かありますのは、血管腫ですが皮下にどの程度深さがあるのかや他の病気の検査のために、CTやMRI等の検査が必要になります。


粘液嚢腫(唇の裏側)A

お子さんの口の中にできた丸い粘液嚢腫というオデキのようなものです。
ほとんどは、お子さんに症状はなく、お母さんがたまたま気がつかれていらっしゃる事が多いようです。
良性腫瘍が多いのですが、手術で取り除き、確認する必要があります。


やけど(腕)

コーヒーをこぼしてお子さんの腕に出来たやけどです。
表皮が部分的になくなり、その部分の皮膚は真皮が露出しているので、モコモコして見えています。
これも重症のやけどです。


やけど(手)@

熱湯でやけどをした1歳のお子さんの手の状態です。
やけどがかなり重症なので、表皮が剥がれてしまい、真皮が露出してモコモコした表面が見られています。
ゲーべンクリームを厚く塗り皮膚を間守ってあげないといけません。


やけど(手)A

やけどから5日経過した皮膚の状態です。
初めに見られた真皮のモコモコした状態はなくなり、表皮が赤く再生されてきた皮膚のものでかなり改善が見られています。
まだゲーべンクリームの塗り薬は必要です。

やけど(手)B

やけどから1週間経過した状態のものです。
皮膚の赤みがかなり薄くなり、表皮がかなり正常化してきました。
この状態になりましたら、塗り薬をステロイドの塗り薬に変更すると表皮がさらに改善してきます。

やけど(腕)

小さなお子さんの腕にみられたやけどです。
真皮は露出しておらず表皮に赤い部分と水ぶくれが見られているので、まだ重症にはなっていません。

粘液嚢腫(唇の裏側)

下唇の裏側にみられたゼリー状のまるい円形の小さな腫瘤です。
粘液嚢腫といいまして、ほとんどが良性の腫瘍です。
口腔外科で手術をして組織をみて最終確認が決まる病気です。


臍肉芽腫(お臍)@
赤ちゃんのお臍にみられる赤みのある円形の腫瘤で「オデキ」のようなものです。
治療は硝酸銀の液をつけると治りますが硝酸銀が手に入りにくくなっています。

臍肉芽腫(お臍)A

正中頸嚢ほう(頸部)@
頸部(首)の前側の真ん中にみられる丸い形の腫瘤です。
袋のようなもので自然に治る事はありません。
手術により摘出する必要があります。

正中頸嚢ほう(頸部)A

臍(さい)ヘルニア@
生後一ヶ月の赤ちゃんの「おへそ」を正面からみたものです。
かなり膨らんで、突起状に丸くなっています。
これを「臍ヘルニア」といって、早期であれば簡単な治療で治ります。

臍(さい)ヘルニアA
生後三ヶ月の赤ちゃんの「臍ヘルニア」です。
泣いていきむと写真のように突出してきます。
この赤ちゃんは「臍ヘルニア」が治療されていないケースですが、この時期から始めても大丈夫です。

臍(さい)ヘルニアB
三才男の子の「臍ヘルニア」です。
「臍ヘルニア」は生後早期から治療すると良くなりますが、治療せずに経過してしまうと、このお子さんのように「おへそ」が変形してしまいます。
「臍ヘルニア」が残っている状態です。


陰(いん)のう水腫C
Bと同じ男の子のオチンチンですが、右側の睾丸の入った袋(陰のう)が左側と比べて大きく肥大しています。
このように陰のうが腫れているものを「陰(いん)のう水腫」と言います。
通常は1才までに自然に治っていきますが、この男の子は3才でもみられるので手術による治療が必要になります。
この男の子は「臍(さい)ヘルニア」と「陰(いん)のう水腫」を合併していました。


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