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健康なお子さんの肌は,皮膚の表明が保湿されていますので、外から皮膚の中に

細菌が入ることはありません。ところが、皮膚の保湿が充分に保たれていませんと、

その傷のところから、皮膚の中に細菌がいとも簡単に入ってしまいます。

この代表的な皮膚の病気が「とびひ」(伝染性膿か疹)です。

お肌が傷つくのは、虫刺されでも良いですし、アトピー性皮膚炎の時のように

皮膚の保湿が不十分な時でも起こります。

よくあることですが、「とびひ」なのに、抗生剤の塗り薬ではなく、リンデロンなどの

ステロイドの塗り薬が使われていて、「とびひ」が改善しないケースや悪化している

ケースをよく経験します。とびひには、抗生剤の塗り薬は効果がありますが、

ステロイドの塗り薬は効果はありません。

とびひも重症な場合は、抗生剤の飲み薬も必要です。

とびひにはいろいろなタイプがあり、また、とびひが出来る場所も様々です。

どうか、実際のとびひの写真をみていただき、適切に治療を

早めに受けていただきますように、この写真の例を参考になさってください。

 

とびひ(鼻の下)C
お子さんの鼻に見られた典型的なとびひの発疹です。
鼻の下側がとびひの為にかぶれています。
また、唇に縦状の皺がたくさん見られていて、舌なめずり皮膚炎をしめしています。

とびひ(頬)
お子さんの頬に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くただれたように見られています。
重症のとびひです。

とびひ(手首)C
お子さんの手首に見られた典型的なとびひの発疹です。
じくじくとしていて赤くただれています。


とびひ(陰嚢)A
お子さんのおちんちんの裏側に見られた典型的なとびひの発疹です。
おちんちんのところには、とびひは見られることは少ないです。





とびひ(髪の生え際)
お子さんの後ろの髪の生え際に見られた典型的なとびひの発疹です。







とびひ(膝)L
お子さんの膝に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くただれて腫れています。
重症のとびひです。

とびひ(首から背中)
お子さんの首から背中に見られた典型的なとびひの発疹です。








とびひ(体)F
お子さんの体と外陰部と足に見られた典型的なとびひの発疹です。
このお子さんは、かなり広範囲にとびひが拡がって見られています。









とびひ(お尻)I
お子さんのお尻に見られた典型的なとびひの発疹です。
ジクジクして化膿しています。



SSSS(指)
お子さんの手の指に見られた典型的なSSSSというブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群の発疹です。
火傷のように赤く円形にただれているのが特徴です。
重症の皮膚の感染症です。





SSSS(体)E
お子さんの体に見られた典型的なSSSSというブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群という重症の皮膚の感染症の病気です。
円形状に赤くただれて火傷のように見られるのが特徴的です。
重症のとびひと考えて良いでしょう。



SSSS(腕)
お子さんの腕に見られた典型的なSSSSというブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群という重症の皮膚の感染症です。
赤くただれているのが特徴です。




SSSS(体)D
お子さんの体に見られた典型的なSSSSというブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群という重症の皮膚の感染症です。
円形状のとびひ様の赤い発疹が多発しています。
また、円形状の赤い発疹が火傷のようなただれになり、皮膚が剥奪しています。



SSSS(体)C
お子さんの肩から体にかけて見られた火傷のようなただれと皮膚の剥離が広範囲にあります。
典型的なSSSSというブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群の発疹です。



SSSS(体)B
お子さんの体全体に見られたSSSSという重症の皮膚の感染症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群という病気の典型的な発疹です。
ところどころに火傷のように赤くただれて皮膚が剥離しています。


SSSS(体)A
お子さんの体全体に見られた重症の皮膚感染症で、ブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪症候群でSSSSといわれます。
とびひが重症化した状態とも言えますが、赤くただれて皮膚が剥奪して火傷のように見られるのが特徴です。

SSSS(体)
お子さんの体全体に見られたSSSSという重症のとびひで、ブドウ球菌性熱傷様皮膚剥奪性症候群という重症の皮膚の感染症で、入院治療が必要になることが多い病気です。
とびひ様の発疹に加え、皮膚が火傷のように剥離して赤くただれています。

とびひ(膝の裏)B
お子さんの膝の裏に見られた典型的なとびひの発疹です。
中央のジクして光っているのが、とびひの発疹で、その周囲に赤く見られるのは、とびひの細菌が、皮下に拡がり蜂か織炎となった状態です。


とびひ(体)E
お子さんの胸に見られた典型的なとびひの発疹です。
お子さんの胸に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くジクジクしてカサカサも混じっています。
水疱も混じっていますので、溶連菌感染症によるとびひの可能性があります。









とびひ(腕)H
お子さんの腕に多発して見られた典型的なとびひの発疹です。
これだけ、同じ部位に多発するとびひは、珍しいケースです。







とびひ(腕)G
お子さんの腕に見られた典型的なとびひの発疹ですが、このお子さんの場合は、同じ腕に円形状に集中して多発しています。
重症例のとびひです。







とびひ(膝)K
お子さんの膝に見られた典型的なとびひの発疹です。
周囲の皮膚も乾燥化していて、アトピー性皮膚炎が元々あったお子さんの皮膚にできたとびひなので重症化しているのです。


とびひ(膝)J
お子さんの足の膝に見られたとびひです。
アトピー性皮膚炎がある上にとびひができたものですので、より重症化しています。

とびひ(背中)D
お子さんの背中に見られた典型的なとびひの発疹です。
大小不同のとびひが混在して局在しています。





とびひ(手首)B
お子さんの手首に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くジクジクとなっているのが特徴です。

とびひ(目)B
お子さんの瞼に見られたとびひの典型的な発疹です。
瞼が赤く腫れて見られるのは、瞼のとびひから、皮下に細菌が拡がり、蜂か織炎も起こしているからです。

とびひと色素脱失(腕)
お子さんの腕に見られたとびひが治った後に見られた皮膚の色素脱失班の発疹です。
とびひが重症ですと、治ってきた時に、このような色素脱失班が見られてきます。
保湿剤で改善します。

とびひ(膝)I
お子さんの膝に見られたとびひです。
中央の部分がかなり治りかけています。
中央の周囲は、まだ、治っていません。
アトピー性皮膚炎のお子さんの皮膚に、このようなタイプのとびひがよく見られます。

とびひ(耳)F
お子さんの耳に見られた典型的なとびひの発疹です。
ジクジクと赤く傷のようになっています。




とびひ(ふくらはぎ)
お子さんのふくらはぎに見られた典型的なとびひの発疹です。
大小合わせていくつかの赤いとびひが見られています。



とびひ(脇の下)E
お子さんの脇の下側に見られた典型的なとびひの発疹です。
多数の円形状の赤いとびひが見られています。

とびひ(指)A
お子さんの指に局在して見られている典型的なとびひです。
炎症が強いため、皮膚の表面が傷のようになっています。


とびひ(足)22
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
かなり、真っ赤になっています。













とびひ(足首)B
お子さんの足首に見られた水疱性のとびひです。
通常のとびひは、傷口のようにジクジクしますが、このように水疱を形成するタイプもあります。


とびひ(膝)H
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
とびひの周囲にアトピー性皮膚炎の発疹が見られていますので、このようなケースでは、とびひが治った後に、アトピー性皮膚炎の治療をしっかりとすることが、とびひの再発防止になるのです。



とびひ(足)21
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
中央が真っ赤になっていて、その周囲も赤くなっています。












とびひ(肘の内側)
お子さんの肘の内側に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くジクジクしています。


とびひ(足)S
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
傷口のように見えます。











とびひ(足指)B
お子さんの足の親指に見られた典型的なとびひの発疹です。
足の親指のとびひは、珍しいケースです。

とびひ(脇の下)D
お子さんの脇のところに見られたとびひの典型的な発疹です。
このような重症のとびひが見られるお子さんは、もともとアトピー性皮膚炎がベースにあることが多くあります。

とびひ(鼻の下)B
お子さんの鼻のところに見られたとびひの典型的な発疹です。
小さなお子さんでは、このように鼻のところにとびひが見られます。





とびひ(足)R
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
とびひの発疹が多発して集中して見られています。










SSSS (胸の下)
お子さんの体に見られたブドウ球菌性皮膚剥奪性熱症様症候群(SSSS)の典型的な発疹です。
火傷の様に皮膚が剥奪されて剥けている重症のブドウ球菌性感染症です。
短期間に症状が進行する重症の感染症で、お子さんは皮膚にかなり強い痛みを訴えます。
入院治療が必要になります。

とびひ(足)Q
お子さんの足に見られたとびひの典型的な発疹です。
かなり広範囲に見られています。









とびひ(腕)F
お子さんの腕に見られたとびひの典型的な発疹です。
複数の部位に見られています。







とびひ(足首)A
お子さんの足首に見られたとびひの典型的な発疹です。
水疱も形成しています。


とびひ(脇の下)C
お子さんの脇のところに見られたとびひの典型的な発疹です。

とびひ(膝)G
お子さんの足に見られたとびひの典型的な発疹です。
赤くジクジクして傷のようになっています。
抗生剤の飲み薬と塗り薬で、とても良くなります。


とびひ(腕)E
お子さんの腕に見られたとびひの典型的な発疹です。
傷のようにも見えます。







とびひ(足)P
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くジクジクとしています。








とびひ(足)O
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
赤くジクジクと見られています。








とびひ(鼻の下)A
お子さんの鼻の近くに見られた典型的なとびひの発疹です。
かなり、黄色くジクジクして見られています。




とびひ(足指)A
お子さんの足の中指に見られたとびひですが、中指から足の甲まで、赤く腫れていて、蜂か織炎も合併しています。







とびひ(足指)
お子さんの足に見られたとびひの発疹です。
炎症が強く、足の中指まで赤く腫れています。







とびひ(お尻)H
お子さんのお尻と太ももに見られたとびひの典型的な発疹です。
このように、とびひは、自分の皮膚から皮膚に飛んで拡がっていくのが、特徴なのです。



とびひ(お尻)G
お子さんのお尻に左右に見られたとびひの典型的な発疹です。
お尻のとびひも意外に多く見られます。
赤く爛れているのが特徴です。



とびひ(足)N
お子さんの足に見られたとびひの典型的な発疹です。
赤く腫れて見られるとびひの特徴があります。







とびひ(お尻)F
お子さんのお尻に見られたとびひの典型的な発疹です。
赤く爛れています。


とびひ(手首)A
お子さんの手首に見られた重症のとびひです。
かなり、書き壊しています。






とびひ(とびひの痕 膝)
お子さんの膝に見られたとびひが治ってきた状態の皮膚です。
ピンク色に見える部位は、とびひが重症だった部位ですが、このピンク色は、時間とともに消えます。


とびひ(お尻)E
お子さんのお尻に見られたとびひの典型的な発疹です。
じくじくしているのが、特徴です。


とびひ(膝)F
お子さんの膝に見られたとびひの典型的な発疹です。
赤くじくじくと見えるのが、とびひの特徴です。

とびひ(体)D
お子さんの体に見られた典型的なとびひの発疹です。
アトピー性皮膚炎が元々ありますと、とびひは出来やすい傾向にあります。







とびひ(膝)E
お子さんの足の膝の裏側に見られた典型的なとびひの発疹です。

とびひ(足)M
お子さんの足に見られた典型的なとびひの発疹です。
アトピー性皮膚炎のお子さんによく見られます。






とびひ(耳)E
お子さんの耳たぶに見られたとびひの典型的な発疹です。
意外と耳たぶに、とびひはよく見られます。



とびひ(顔)D
お子さんの口の周りに見られた典型的なとびひの発疹です。
口の周りに多発しています。


とびひ(顔)C
お子さんの口の近くに見られたとびひです。
じくじくした傷のような発疹が、とびひの典型的な発疹です。

とびひ(腕)C
お子さんの腕に見られたとびひです。
名前のごとく、4ヶ所にとびひしています。






とびひ(腕)D
お子さんの腕に見られたとびひです。
クレーター様に丸く境界の鮮明な発疹が、典型的なとびひの発疹です。






とびひ(体)C
お子さんの体に見られたとびひです。
名前のごとく、とびひしています。






とびひ(陰嚢)
男の子のお子さんの陰嚢に見られたとびひです。
男の子は、意外に、とびひやアトピー性皮膚炎の発疹が、陰嚢に見られることががあります。





とびひ(背中)C
お子さんの背中に見られたとびひです。
円形の境界鮮明のとびひの典型的な発疹です。




とびひ(足)L
アトピー性皮膚炎に見られた典型な足のとびひです。
じくじくとして赤く見えています。
アトピー性皮膚炎がありますので、引っ掻き傷から、細菌が入り出来たとびひです。




とびひ(顔と耳)A
赤ちゃんの頬と耳に見られたとびひです。
ところどころに白く見えるのが皮膚が治りはじめているところです。

とびひ(顔)B
赤ちゃんの頬に見られたとびひです。
治療開始して4日目のもので、真っ赤だったとびひの発疹が、ところどころ正常の皮膚が白く見えてきています。

とびひ(顔と耳)
赤ちゃんの頬から耳にかけて広範囲に見られた重症のとびひです。
このような重症のとびひは、アトピー性皮膚炎があるお子さんに起こりやすい傾向があります。



とびひ(顔)A
赤ちゃんの頬に見られた重症のとびひです。
滲出液が著明に見られていて、皮膚は真っ赤にただれています。
この赤ちゃんは、アトピー性皮膚炎が元元あったお子さんですが、傷口から、細菌が入り起きた典型的なとびひです。



とびひ(耳)D
赤ちゃんの耳に見られた重症のとびひです。
とびひが多く見られるのは、顔や鼻の周囲や耳などがあります。


とびひ(鼻の下)
お子さんの鼻の下側に見られたとびひです。
顎には、カサカサとしたアトピー性皮膚炎も見られています。



とびひ(耳)C
赤ちゃんの耳の周囲に見られたジグジグしたとびひです。
この赤ちゃんは、反対側の耳の周囲には、アトピー性皮膚炎が見られていました。


とびひ(目)A
お子さんの目に見られたとびひの発疹です。
目の周囲に見られるのが、とびひで、結膜炎を合併していますので、目脂も見られています。







とびひ(鼻)B
お子さんの鼻の上側と鼻の入り口に見られたとびひです。
鼻の上側にできたとびひが、鼻の入り口付近にとんだものです。







とびひ(鼻)C
お子さんの鼻にできた単純性胞疹にとびひが合併したものです。
単純性胞疹の水疱が破れて、そこに細菌が入り込み、とびひになったのです。








とびひ(お腹)B
お子さんのお腹に見られた重症のとびひです。
とびひが著明なお子さんは、お肌にもともとアトピー性皮膚炎がある事がよくあります。





とびひ(お臍)
湿疹が治らないと来院されたお子さんのお臍の近くに見られたとびひです。
ステロイドの塗り薬を使用しておられましたが、とびひがある時は、まず、とびひを治してから、ステロイドの塗り薬になります。
このお子さんは、背中に典型的なアトピー性皮膚炎が見られました。





とびひ(手の甲)
手の甲に見られたとびひです。
円形の境界鮮明なとびひです。




とびひ(体)B
体に見られたとびひです。
かなり広範囲で重症です。



とびひ(体)A
体に見られたとびひです。
重症のとびひで、かなり広範囲にわたっています。

とびひ(I
お子さんの足に見られたとびひが治った後に見られた色素沈着の黒い発疹です。
保湿剤の厚塗りで改善します。

とびひ(足)I
お子さんの足に見られたとびひが治った後に見られた色素沈着の黒い発疹です。
保湿剤の厚塗りで改善します。

とびひ(足)J
お子さんの足に見られた色素沈着の黒い発疹です。
「とびひ」になった部分が重症だったので、「とびひ」が治った後にその部分が色素沈着の発疹になったのです。
保湿剤の塗り薬を厚く塗りますと改善していきます。

とびひ(足)K
お子さんの足に見られた色素沈着の黒い発疹です。
「とびひ」になった部分が重症だったので、「とびひ」が治った後にその部分が色素沈着の発疹になったのです。
保湿剤の塗り薬を厚く塗りますと改善していきます。

とびひ(腕)B
お子さんの腕に見られた「とびひ」です。
ジクジクして赤くなっています。
典型的な「とびひ」です。

とびひ(膝)D
お子さんの膝に見られた「とびひ」です。
リングのように見えるのが、「とびひ」の中心です。
ジクジクして赤くなっています。

とびひ(脇の下)B
お子さんの脇の下に見られた「とびひ」です。
境界鮮明の発疹です。
元々、アトピー性皮膚炎があるため、とびひが重症化しました。

とびひ(足)H
お子さんの足に見られた「とびひ」です。
円形に境界鮮明に見られています。
中央がジクジクしています。
元々、アトピー性皮膚炎があるお子さんです。

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